八百屋と写真

奈良・春日大社鹿苑で鹿の出産に立ち会う!の巻

EOS60D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS
d0207413_16132160.jpg

昨日春日大社の鹿苑に鹿を見に行ってきたんですが、その公開時間中に鹿の出産に立ち会いました!
立ち会った、というよりはただ見てた、って感じですが、とにかく感動のドラマです。
僕の妻が先に見つけたんですが、これは鹿の赤ちゃんの前足が二本でてきていて、破水しています。
母鹿も自分の身に何がおこっているのかと気が気でない様子でお尻のあたりをしきりに覗き込んでいます。
たぶん初産とちゃうかな~(妻談)
これが午前11時42分


d0207413_16135298.jpg

その後立つでもなく座るでもなく、じっとしているでもなく、歩きまわるでもなく、とにかくハラハラする時間がしばらく続きます。
この感じ、気持ちよくわかるわ~(妻談)


d0207413_16142637.jpg

これがハイライトシーンです!
誕生日時 2013年6月5日 午後12時28分45秒

少ししか出ていなかった前足がだんだん出てきて、やがて鼻先が出て、頭が出て、そのあとは秒速でズル~ンと出てきました。
まるでマトリックスにつながれたネオ(キアヌ・リーブス)が現実世界に出てきた時を彷彿とさせるシーンでした、感動!


d0207413_16145085.jpg

そしてすぐさま生まれた赤ちゃんを介抱するわけですが、これをやっているのは母親ではありません。
おそらく友達です、いわゆる“ママ友”です。
鹿愛護会の方の話では、生まれたらすぐに全身をなめまわして羊水やらの匂いを消さないとカラスなどの外敵が寄ってきてしまうらしいです。でも母親はというと出産という女性最大の大役を終えた直後でさすがにダメージがあるらしく、近くに横たわってました。
そのため仲間で助け合うらしいです、ママ友鹿もわが子にお乳をあげつつも友達の子どもをせっせと介抱しています、野生動物の本能です、これまた感動!人間も見習わないと!(笑)


d0207413_1615857.jpg

とにかく全身くまなくなめまわして、羊膜も食べちゃってました。


d0207413_16154176.jpg

生まれて数分、“ママ友”鹿の介抱を受けて、はやくも目に力が出はじめています。
首がすわりかけてきて、人間で言えばハイハイらしきこともしようとしていました。


d0207413_16155810.jpg

ここでダメージから回復した母親鹿が合流
誕生から約20分、完全に首が座っていわゆるスフィンクスの姿勢になっています。
まさに秒速の?分速の?成長です。
やはり野生を生き抜くにはいち早く親についていく力を身につけないとダメなんですね~
人間はどこで子どもを産んでも天敵もいないし守られてるな~と感じました。


d0207413_16161115.jpg

誕生から約30分、立ち上がりました。
フラフラで、まるでアムロがはじめてガンダムを動かした時のようなおぼつかなさでしたが、確実に一歩を踏み出してました。ママ鹿、痛みに耐えてよくがんばった!オメデトウ!(by小泉純一郎) 万歳!

というわけで、我が子3人の出産にもれなく立ち会った僕なんですが、それに勝るとも劣らないほど感動的でエキサイティングな鹿の出産の一部始終でした~
[PR]

by asanoyaoya | 2013-06-06 17:03 | 奈良の伝統行事
<< 妻が撮った鹿 奈良・春日大社鹿苑の鹿の赤ちゃ... >>