八百屋と写真

ならまちの古井戸

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この古井戸はならまちにあるうちの得意先の八百屋さんにあるもので、いつ頃造られたかというと江戸時代の末期という非常に歴史のあるものでして。
地上から水面までは13メートルあり、水源をたどると春日原生林へ行きあたるらしい。
店主が普段井戸のことなんか全く言わないもんやから、つい最近まで存在を知らなかったという代物です。
ならまちのあたりは樽井とか椿井とか、井のつく地名がたくさんあり、それは昔この地区に井戸がたくさんあったことからきているらしいんですが、この井戸ほどきれいな形で残っていて、現在でも実際に使っているってのは他にもほとんど例がないらしいです。
大学などから研究の依頼があったり、県や自治体からこの地区の観光資源にしようじゃないかとというような誘いもあったりするらしいんですが、店主の意向でそういうことはこれまでずっと断ってきたそうです。
確かにたくさんの人に知ってもらうってことはいいことかもしれないですが、これからもこの井戸を守っていくためには、有名にならない方がいいと僕も思いました。

ちなみに普段は打ち水なんかに使われてるんですが、店主が飲んでみろ飲んでみろというので飲んでみたところ全くの無味無臭ですごくおいしい水でした。ちなみに保健所からは飲用としては使用しない方が好ましいと指導されてるって、飲んだあとから教えてくれました(笑)
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by asanoyaoya | 2014-06-27 16:54 | 奈良スナップ
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